マイ♡スイートホーム in Britain

イギリスお家奮闘記

にっくきカーペット

昨年12月の初旬にこの家に引っ越して来たので、もうすぐ7カ月になります。

 

築60年以上の古い家であまり改装もされてなかったので、

所々ペンキが剥がれていたり、壁紙に目立つシミがあったり、

ユーティリティのシンクは水の出が悪かったり、

1階のトイレが時折水漏れしたりと、結構問題があるのです。

 

春になって暖かくなったら、あちこち修理したり買い替えたり

リノベーションもしよう、と計画してたのですが…。

 

ロックダウンのお陰で見事に予定が狂い、

結局半年以上も手付かずのままになってしまいました。

 

でもStay Homeの期間だってオンラインで買う事は出来たし、

5月にStay Alertになってからは色んなお店も再開したので

やろうと思えばとっくに出来たはず。

そう、夫にやる気さえあれば。

 

我が夫、信じられないくらいノンビリ屋で無精。

引っ越しの後も組み立てが必要な家具や未開封の段ボールを2週間近く、

私のカミナリが落ちるまでのほほんと放置していたお方。

今回もロックダウンを言い訳にして動きません。

でもさすがに6月も下旬になり、もう我慢の限界。

いい加減にしろ!と思いっきり夫をどやしつけました。

 

古い家の多々あるダメダメな箇所の中でも

特に私が許せないのは、古くて汚ないカーペットです。

もう、大、大、大っ嫌いで見るのもイヤ!

コイツを早くフローリングに代えたいんです。

 

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我が家の残念なカーペット。ご飯中の方(?)汚ない写真お許し下さい m(_ _)m

イギリス人はカーペット大好き国民。

ほとんどの家にはカーペットが敷いてあって

中にはトイレや浴室までカーペット敷き!なんて家もあるそうです。

尿ハネとか水漏れとか…掃除どうすんの?って、おぞましくて考えたくもないけど。

 

幸い我が家はそこまで酷くはないです。

1階のリビングもダイニングもフローリングで

カーペットなのは2階の寝室とコンサーバトリーと階段、廊下だけなので

マシな方だとは思うんですけどね。

 

寝室は4室あり、全てカーペットが敷いてあります。

前の家主さん達は玄関で靴を脱ぎ、家の中は靴下だったみたいなので

泥がついてる訳ではないだろうけど、とにかく経年劣化で薄汚れ、

所々ボロボロの、ハゲハゲ。

 

掃除機を1回かけただけでカップの半分くらいゴミが溜まり

掃除機ヘッドの裏側には大量の粉状の細かいホコリが付着。

初めて見た時はなんじゃコリャ〜!?と泣きそうでした。

カーペットに永年蓄積・沈殿していたホコリ+劣化したカーペットの繊維屑ですね。

 

以前ネットで読んだカーペットの利点についての記事で、

フローリングに比べカーペットはホコリを立てずに吸着してくれる

と書かれてましたが、まさにその通り!

って、ホコリがなくなる訳じゃなくて単に隠れて見えないだけでしょ。

コレって利点なの⁇

 

とにかくフローリングと畳の家で育った私は、カーペットはたとえ新品でも苦手。

ホコリの上に寝てるのか〜、と考えるとゾッとします。

私達が寝ている主寝室のはまだ綺麗な方だけど、

客室とコンサーバトリーのカーペットはもはや救い難い状態。

掃除もロクにしてなかったらしく、汚れ切ってくたびれ果て、完全に死んでます。

その上を歩くのもコワイので、私はいつもつま先立ち。

いくら他の場所を綺麗に磨き上げようが、コイツらがある限り汚れはなくならないし

掃除機自体も汚れるのでしょっ中掃除しなければならないし、もう最悪!

 

私がワイワイ騒いだので、夫がカーペットの状態を点検しに客室の1つに入って行き

数時間何やらゴトゴトやってると思っていたら、

なんと私に断りもなくカーペットをひっぺがしていました!

 

カーペットの裏側は表以上にボロボロだったらしく

客室は大量のホコリでモウモウ、

置いてあるベッドの布団やシーツも当然ホコリまみれです。

なんでベッドを片付けないでカーペット剥がすかなぁ!

と大激怒したものの、カーペットの下は元々のウッド・フローリングだけで、

この上に新しいフローリングを敷けばOKっぽい。

張り替えは思ったより面倒じゃなさそうでまぁ良かったです。

 

という事で、ようやく先日近くのお店に見に行きました。

フローリングと言っても色々種類があるんですね。

客室には落ち着いた明るめの色合いのラミネート・フローリング。

見た目は本物のウッド・フローリングと見分けがつきませんが、

フローリング片をパズルのように組み合わせ、

元々の木の床の上に並べて置くだけの簡単施工。

傷や汚れ、熱にも強く、お手入れも簡単だそうです。

 

一方、コンサーバトリーの方は窓枠の色に合わせ、

白いマーブル調のポーセリン・タイルにしました。

こちらもお掃除がラクそう♬

光沢のあるポリッシュ仕上げなので、

庭の木々の緑が美しく反映するかも。

 

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お借りした写真です。こんな風になったらいいな ♪

客室はまず1部屋を夫がDIYでトライ、

コンサーバトリーは業者に施工を依頼しました。

客室のフローリング材は既に到着済み、

コンサーバトリーの工事も来週から始まります。

 

寝室は主寝室も含めまだ3部屋残ってるし、

家具の移動とか、全部張り替え終わるまでにはまだまだ時間がかかりますが、

とりあえず少しずつカーペット地獄から抜け出せそうな見込み。

あ〜、清潔な床を裸足になって寝転びたい!

今からとっても楽しみです。

 

カタツムリ大好き バイオレントな美食家ソング・スラッシュ

今週は雨が降ったり止んだりの変わりやすいお天気。

 

これまで雨の日は憂鬱でキライだったのですが、

最近は楽しみが出来ました。

 

雨の日は野鳥観察の日なんです。

 

激しい雨は除き、小雨の日や雨上がり

鳥たちはとてもアクティブになり、

普段見せない別の顔を見せてくれます。

 

雨で彼らの餌になる虫達が地面近くに上がって来るので

鳥たちには絶好のチャンスなんだそうです。

 

小さい身体に似合わぬ精悍なマスクがキュートなグレイト・ティット君。

いつもは大きな木の陰にいて、滅多にその姿を見せてくれませんが

雨の日はとても大胆になって軒下にやってきます。

 

ガーデン・シアターに来ても

普段はあっという間に行ってしまうマグパイ君も

修行僧のように庭の隅でしばらく雨宿り。

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雨宿り中(黙想中?)のマグパイ君

そして、

バイオレントなグルメのアイツも。

 

ある日、見かけない鳥がいたので夫に名前を聞き

いつものように日本名を調べようとググったら

出てきたのはクイーンのFlash

フラッシュ!アア〜っていうあの曲です。

でもそんな名前の鳥はいないみたいだけど…?

 

夫に言うと呆れた顔で訂正されました。

「ソング・フラッシュ(Song Flash)じゃなくてソング・スラッシュ(Song Thrush)!

FじゃなくてTH!」

 

未だにTHの聞き取りが出来ない私、トホホ。

 

とにかく、

茶色の毛並みに斑点模様の胸、

愛嬌のあるのんびりした顔のこの鳥は

ソング・スラッシュと言う名前でした。略してソンスラ。

日本名はウタツグミ だそうです。

地味で平凡なルックスながら

その名の通り、鳴き声はロビンも真っ青の美声。

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タツムリを探すソング・スラッシュ

彼らの大好物はカタツムリ。

と言うとエレガントに聞こえますが

その食べ方はお世辞にもお上品ではなく、かなーり独特。


Song Thrush Eating a Snail

 

そう、ソング・スラッシュはカタツムリをくわえて振り回し、

石の上なんかの固い所にバンバンバンぶっつけ殻をぶち壊し、

出て来た中身のナメクジまで石に叩きつけて

ベロンベロンにして食べるんです。

初めて実際に見た時はもう釘付けになりました!

グルメだけど何とも乱暴な、ハードボイルドな食べ方ですよね。

 

普段はあまり見かけないけれど

雨が降りはじめるとどこからともなく姿を現し

低い木の葉っぱの中に直行。

葉っぱの陰にいるカタツムリを探して食べるんです。

 

他にもカタツムリを食べる鳥はいるようですが

こんな豪快な食べ方をするのはソンスラだけみたい。

 

バンバンバンが始まるとLet's Showtime!

スマホを手に取り動画を撮影し始めます。

でも、いつも決まって途中で邪魔が。

 

また来ました!

必ずミスターかミセス・ブラックバードが現れて

あっという間にソンスラを追い払ってしまう。

あーあ、もっと見たかったのになぁ。

 

ソンスラとブラックバードは同じツグミ族。

大きさも体型もよく似ていて、いわば親戚同士です。

餌やりタイムでお皿が混雑する時も、

ブラックバードは鳩やロビンにはお目こぼしするのに

何故かソンスラだけはどうしても許せないらしい。

 

ソンスラはカタツムリしか食べないんだから

たまにはゆっくり食べさせてあげてよ!

と思ってましたが

よく見たらブラックバードの目を盗んで

私があげたお皿のポリッジもしらっと食べてました。

のんびり顔のくせになかなか抜け目のない奴です。

 

でもミスター達にどんなに追っかけ回されても、

ソンスラは大して気にもせずカタツムリをくわえてスタコラ。

別の場所に移動してバンバンしています。

そして雨になるとまたカタツムリを探しに庭に現れます。

 

一度、曇りの日の午後に彼が木の下に居たので

雨が降ると思って大急ぎで洗濯物を取り込んだのに

なんとその後ピーカンに晴れてしまいました!

 

ツバメが低く飛ぶと雨が降る、

なんて言い伝えもあるようですが

ソンスラの天気予報はアテにしない方が良さそう。

 

「流せる」トイレお掃除シートが流せない

この家に引っ越して来てからずっと

トイレのお掃除にはSainsbury’s の流せるお掃除シートを愛用してました。

トイレクイックルのような日本の製品に比べたら薄いしチャッチイですが、

40枚入りでたったの£1と超安いし、そこそこ丈夫だし

99.9パーセント除菌も出来てそのままトイレに流せる。

日本にいた時と同じようにお掃除できて、便利で衛生的!

 

結構重宝してたのになぁ。

 

でも、最近ある事を知って使えなくなってしまいました。

 

Fatberg。

fat(油脂)とiceberg(氷山)を組み合わせた造語で

商業施設や家庭の台所から排水された油脂に

トイレに流されたウェットワイプや生理用品などが凝固し、

下水道を塞ぐ巨大な油脂の塊のことです。

ここ10年くらいイギリス各地やアメリカ、オーストリアでも発生し

大きな社会問題になっているようです。

 

Fatbergは不潔で有害なだけでなく、とてつもなく大きくて固いので

除去するには高圧洗浄機で数週間かけて削り取らなければならず、

大変な人手と時間と資金がかかるとのこと。

 

2017年にロンドンのWhitechapelで発見されたFatbergはなんと重さ130トン!

長さは250メートルもあったそうで、

8人の作業員が8週間かけてやっと除去したのですって!

現物はMuseum of Londonにも展示されてるそうです。

グロいのでここに写真は貼りませんが、

興味のある方は下のリンクからご参照下さいね。

https://www.museumoflondon.org.uk/discover/exhibiting-fatberg-monster-whitechapel

 

最大の原因とされるウェットワイプ。

こちらで販売されている多くの製品にはプラスチックが含まれていて

流せないタイプのものはもちろんのこと、

「流せる」と表示があるものでも、現在の業界基準では不十分。

実際には分解されずに流れ、古くて狭〜いイギリスの下水道で詰まりを引き起こすそうです。

(またか、イギリスの古いインフラ)

 

その点日本のお掃除シートは短時間でちゃんと分解されるように出来ているし

まめピカのような、まさに痒い所に手が届くファビュラスな製品まであって

んまぁ、我がニッポンのなんと優秀なこと!

 

2018年にイギリスの代表水道管理会社Water UKが

独自のより現実的で厳しい条件でテストしたところ、

ほとんどのウェットワイプが不合格。

スーパーマーケットブランドのものも全滅だったようです。

もちろん私のお気に入りSainsbury’s のお掃除シートも、ボツ!

 

Water UKはウェットワイプ製造業者に新基準にマッチした製品を作るか、

そうでなければ現行の製品に「流せない」と表示するよう求めてますが、

はい、さいでと簡単に実行出来る話ではありません。

ほとんどの製造業者は近い将来やりますね〜と口約束するも

現行製品は販売禁止になる訳でもなくそのまま店頭に置かれてます。

 

Water UKは ”FINE TO FLUSH” のロゴを作り

新基準をパスした製品だけがこのロゴをつける事で差別化。

ロゴのない製品は流さないよう消費者に呼びかけています。

 

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残念ながら “FINE TO FLUSH” をパスした製品は今のところ2つ(多分)。

でも残念ながらいずれもお掃除シートではないので、

除菌機能は付いてないんですね。

これで便器を拭くには消毒用アルコールをスプレーしなければなりません。

 

とりあえず試しで使ってみようと

上記の内の1つ、Andrexのウェットワイプを買いました。

Andrexは高級トイレットペーパーのブランドで品質も良さそうだし、

お値段も40枚入りで£1.5とリーズナブル。

 

シートの大きさはSainsbury’sのよりやや小さめ。

除菌スプレーを吹きかけ、便器の外側から内側にかけて拭いてみたところ

途中でボロボロと繊維カスが出てきました。

トイレットペーパーよりはマシだけどイマイチ。

って言うか、そもそも分解しやすいように作られてるんだから

これでお掃除しようと言うのが間違いなのかも。

 

実はロンドンに居た時は流せるお掃除シートがある事を知らず、

便器に除菌スプレーしてキッチンペーパーで拭き、一般ゴミで捨ててたんです。

便器を拭いたばい菌だらけのばっちいペーパーをゴミ箱に入れる、

あの瞬間がたまらなく嫌だったけど、またアレに戻るのか…(泣

 

でも、言い訳になっちゃいますけど

ウェットワイプに「流せる」という表示があれば、

大丈夫だと思って流しちゃいますよね。

“FINE TO FLUSH” なんてどれだけの人が知ってるんだろう?

実際に「流せない」ウェットワイプが売られている以上

もっと社会に周知して、私のように知らないで流してる人を減らさなきゃいけないし

私達消費者ももっと問題意識を持たないといけないですね。

(自分への反省です)

 

ただ心配なのは、ロックダウン当初のトイレットペーパーが買えなかった時、

トイレットペーパーの代用品になるのはどれか、なんて記事が巷に溢れてたので

流せるワイプどころか絶対に流しちゃいけない諸々のモノがトイレに流れ

数年後に史上最悪のFatbergが出現、なんてことにならないといいのですが。

 

ああ、早く”FINE TO FLUSH” のお掃除シートが出来ないかな。

まめピカのバッタもんでもいいから。

 

ブラックバード・ジュニアが大ピンチ!

一昨日の夜9時過ぎ。

リビングでのんびりスマホのゲームに興じていたら、

ドンドンドンドン!

庭にいた夫が窓を激しく叩き、

外に出てくるようしきりに合図を送っています。

 

何事?

 

驚いて直ぐに庭に出て行くと

夫が庭の奥の茂みの中を覗き込んでいます。

 

ラットが罠に掛かったのかな?

 

日中お隣の奥さんが訪ねて来て

最近大型のネズミ、ラットが近所で目撃されている、

市内中心部のレストランの近くにいたラットが

お店が閉まってるので住宅街に来るようになったみたい、

お隣では業者に頼んで罠を仕掛けた、

なんて話をしたばかりだったので。

 

ウチでも数日前夫が庭でラットを目撃し

早速自前で罠を仕掛けていたのです。

 

でもラットではありませんでした。

茂みの中の、剪定した枝を積み上げた築山の中に

鳥が入って出れなくなったようです。

 

夫がスコップでそっと枝をどけ隙間を作ると、

黒っぽくて丸っこいモノが飛び出して来ました。

「ブラックバードのヒナだ!」

と夫。

「どうしてわかるの?」

と驚く私。

 

ちょうど暗くなり始めた時刻で

近視の私には鳥の形は分かるものの、それ以外の詳細は全く見えません。

 

ブラックバード・ジュニアはゆっくりと

ピョコン、ピョコンという感じで跳ねて

茂みの奥の暗い木の下に隠れてしまいました。

 

でもなんでヒナが1人で、

いや1羽でこんな時間に茂みにいるの?

まだ空を飛べる大きさにはなってないようだし

何かの弾みで巣から落ちたに違いない。

 

もうすぐ日没。

ここには猫やキツネも来るし、カラスもいて危険がいっぱい。

飛べないジュニアをこのままにしておいたら

食べられてしまうかもしれない!

大ピンチ!

 

生憎鳥カゴはないので

伏籠にするため夫が物置から大き目のカゴを見つけて来て

なんとか可哀想なジュニアを保護しようと

2人で一生懸命口笛を吹いて呼んだのですが

一旦近くまで来たものの、やっぱり茂みの隅っこに隠れてしまいました。

もう暗過ぎてほとんど何も見えない!

 

どうしようと途方に暮れていたところ

ミスター・ブラックバードが飛んで来て

茂みの上の木の枝に止まり、鳴き始めました。

すると呼応するように茂みの中から小さな鳴き声が。

 

「ダディの声に応えてるんだね。

僕達にはもうどうすることも出来ないし、

ここはひとまずミスターに任せよう」

 

という事で、とても心配でしたが

親子をそのまま庭に残して家に入りました。

 

その後直ぐにスマホで調べたところ

庭でブラックバードのヒナを見つけた時の対処法についての記事を発見。

 

記事によると、春から夏にかけての巣立ちのシーズンに

庭でヒナを見つけるのはよくあることなのだそうです。

いわば本格的に巣立つ前の練習のようなもので

親がエサを与えたり近くにいて援助しながら

ヒナは1〜2日庭で過ごすそうです。

 

羽が生えてないほど小さかったり

怪我をしてない限りはそのままにして大丈夫。

むしろ鳥の親は、

人間がそっとしておいてくれるのを望んでいる、

と書いてありました。

 

なーんだ!

だからミスターが側に行ったのね。

でも危険と隣合わせ、まさに命がけの練習です。

親が始終側にいて守っているスターリングと比べ

ブラックバードの巣立ちはストイックなのね!

 

夫にも記事を見せひとまず安心したものの

やはり次の日姿を見るまでは心配。

昨日の朝起きてすぐに庭に出てみました。

 

すると一昨日最初に見かけた築山の隣の藪の上に

ミセス・ブラックバードの姿が。

チュンチュンチュンととても小さな、静かで優しい声で鳴いています。

 

と、

ブラックバード・ジュニアが藪の中から出て来ました。

明るい朝の日射しの中、今度はハッキリと姿を確認。

スマホを持ってなかったので写真は撮れませんでしたが、

下のお借りした写真と同じように、

丸っこくてモフモフしてて超可愛い!

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愛くるしいブラックバードのヒナ

一昨日よりもっとずっと元気に芝生の上をピョンピョン跳ね、

背の低い木の枝に飛び上がりました。

ママも近くにいるし、これなら大丈夫そう!

 

この後、何回かそっと見に行ったのですが

ジュニアはより高い枝の上に居て

ミスターとミセスが交代でジュニアのそばに行き、

エサを口移しで食べさせているのを見ました。

ジュニアはどうやら1日で一人前に飛ぶことを覚えたようです。

 

夕方最後に見た時には姿が見えなかったものの

夫がお隣の庭の枝の方に飛んで行ったのを見たそうです。

今日もまだ姿を見ていません。

無事に巣立ち成功したのかな?

 

でも親鳥と比べるとまだ小さいし、

やっぱり危険がいっぱいなのは変わりない。

なんとか無事に成長して

ミスターとミセス、そして私達夫婦にも

庭でまた元気で愛らしい姿を見せてほしいな。

 

我が子のためなら 超過保護?のスターリング親子

昨日はちょっと風がひんやりしてましたが

高曇りでまあまあのお天気。

 

いつもと変わらぬ平和な夕方の餌やりタイム。

 

と思ってたら、とっても面白い光景が観られました。

 

美味しそうにお皿からポリッジを食べる

ミセス・ブラックバード

 

そこへ突然、黒服の一団が空から舞い降りた!

 

別のブラックバード

 

でもよく見たら、

なんとスターリングの親子3人、いや親子3羽でした。

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ミセス・ブラックバード(左)とスターリング親子

スターリングって、

遠目で見るとブラックバードにそっくりなのですけど、

体はブラックバードよりやや小ぶりで

背中にまだら模様があるのが特徴。

子供は全体的に灰色です。

 

彼らは我がシアターの常連さんではありませんが、

たまにやって来ます。いつも親子で仲良く。

シアターの住人ブラックバード夫妻でさえ

子供を連れて来たことは1度もないので、

親子3羽連れのスターリングはとても興味深い存在。

 

因みに日本名はホシムクドリだそうです。

 

後から来たくせに、

数的優位で強引にお皿を占拠するスターリング親子。

突然の闖入者の傍若無人ぶりに

さすがのしっかり者ミセス・ブラックバードもなすすべなく

無抵抗のまま激しく後を追いかけられ、追っ払われてしまう始末。

 

あらあらあらと夫と成り行きを見ていたら、

松の枝の上に子供だけ残して、

両親は何処かへ飛んでいってしまいました。

 

1人ぼっちで残されたスターリングの子供。

ポツンと心細そう。

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スターリングの子供。ママはまだかな〜(泣

その後もずっと双眼鏡で眺めてたのですが

待てど暮らせど親は戻って来ません。

いったいどこまで行っちゃったんだろ?

 

徐々に心配になりながら待つこと15分。

やっとママ・スターリングが戻って来ました。

ホッとした表情の子供。

口移しでエサをもらって、今度は親子一緒に飛んで行きました。

良かった、良かった。

 

ダーウィンが来た!』の平原綾香が歌う

エンディングの曲が聞こえてきそう。

ちょっと感度的なシーンでした。

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体は大きくてもママには甘ったれ

この親子、今日も来たんですが

ママがお皿で食べてる横で子供はじっと見てるだけ。

お皿のすぐ隣に居るのに自分では食べようとせず

昨日と同じように口移しでママに食べさせてもらってました。

かなりビックリ!

 

親とほぼ同じ大きさ、デッカい図体をして

まだ1人でエサを食べられないとは!

 

ママの方の溺愛ぶりもかなりのもの。

可愛い我が子のためなら容赦なく

先に来ていたブラックバードまで押し除けるのですから。

 

鳥版モンスター・ペアレント

 

でも鳥のヒナが無事成長する確率は低いので

ひとりっ子も珍しくないんだそう。

過保護になっても親達は懸命にヒナを危険から守り

たっぷりエサを与え、愛情を注いで育てるのでしょうね。

 

微笑ましい仲良し親子の光景を見られてラッキーでした。

ピカピカな鳥 マグパイがシアターの住人に危険を知らせる

最近こんな昔懐かしい歌をよく口ずさんでいます。

 

♫小鳥はとっても歌が好き

母さん呼ぶのも歌で呼ぶ

ピピピピピ

チチチチチ

ピチクリピッ

 

本当にその通り。

我が家の庭はいつでも鳥の声でいっぱい。

特に朝と夕方は一層賑やかに大合唱が始まります。

鳥たちって本当に歌が大好き。

お喋りも大好きなんですね。

 

多分一番お喋りなのはブラックバード

ほぼ1日中

パーピー、ピリリリー、ピーピッピピーと

鳴き声もバリエーション豊富で賑やか。

時には喧しく感じることもあるくらい (笑

 

ロビンは鈴を転がすようにリリーン、リリーン。

グレイト・ティット(シジュウカラ)はティーチャー、ティーチャー。

 

鳥によって鳴き声は千差万別異なこともここへ来て知りました。

 

でも異色なのはやっぱりマグパイかな。

 

日本名はカササギ

カラスの仲間だそうですが、

黒白のハッキリしたツートンカラーに背中のブルーが鮮やかで

カラスよりずっとスタイリッシュ!

 

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ヨチヨチ歩く姿がキュートなマグパイ君

 学名はピカピカ、と言うんだそうで

えっ?羽根がピカピカして光沢があるから?

ひょっとして日本語?

と思ったらラテン語でした。

覚えやすくて親しみが湧きます。

 

最初に彼らを見たのは高速道路の分離帯。

その後は近くの教会の庭でした。

広い場所が好きなのかな、と思っていましたが

我が家の庭にも来てくれるようになりました。

 

マグパイ君、

翼を広げて颯爽と飛んでる姿もカッコいいけど

ヨチヨチと足がもつれたみたいに歩く姿もまた可愛い!

 

体が大きいのにいつも遠慮がち。

小さい鳥を威嚇したり意地悪もしないし

エサを食べる時も邪魔にならないよう、

コソコソっと隅っこで食べます。

 

時折リス同士、鳩同士の内輪揉めに巻き込まれそうになると

おっとっと〜という感じで身をかわすのも面白い。

 

いい奴なんです。

 

でも何と言ってもユニークなのはその鳴き方。

ガチガチガチガチ…

お世辞にも美しい鳴き声ではないけれど

彼ららしくて存在感タップリ。

 

日本ではガチガラスとも呼ばれるそうです。

 

百人一首大伴家持の歌

 

カササギの  渡せる橋に置く霜の

白きを見れば  夜ぞ更けにける

 

では、

翼を広げて橋を作り、七夕の彦星と織姫の仲立ちをする

ロマンチックな役割で登場するので

嫋やかでほっそりした優雅な鳥なのかと思ってたら

実物は想像してたイメージとは全く違ってました。

 

飄々としてユーモラスな彼らには

日本名のカササギより英語名のマグパイの方がピッタリ来るような。

 

このマグパイ君はとても頭の良い鳥なんだそうです。

イルカは鏡に映った像を自分の姿と認識できるそうですが

マグパイもそれができるのですって。

イルカと同じくらい頭が良いって事ですね。

 

そんな彼らの賢さを実感した事件がありました。

 

ある日のお昼頃。

ガチガチガチガチ!

外でけたたましく鳴く声がして

何事かと驚いて庭に出てみたら、

隣の家との境の塀際に潜んでいる猫と

その真上の木の上で鳴き叫んでいるマグパイを発見。

どうやらマグパイはこの猫に向かって鳴いていたようです。

 

マグパイはとても警戒心の強い鳥。

家の中に居る私達の少しの気配でも気付いて直ぐに飛び立ってしまうほど。

でもこの時は、私がすぐそばにいるのもお構いなく

激しく鳴き続けていました。

 

この猫は近所の飼い猫で、時々庭に遊びに来るんです。

人に慣れているので私の顔を見ても甘えた声で鳴いて逃げません。

猫は大好きですがウチにはリスも鳥達もいるので

庭に入れないよういつも追い払ってたのですが。

 

マグパイにとって猫は天敵。

危険な存在なので懸命に追い払おうと威嚇してたんですね。

猫はすぐに隣の庭に退散しましたが

マグパイ君はなおも猫の後を追い、

完全に姿が見えなくなるまでしつこく鳴き続けていました。

普段はあんなに控えめで優しいのに

さすが、やる時はやりますね〜

 

マグパイ君、危険を教えてくれてありがとう。

せっかくのマグパイアラート

これからは私達ももっと注意しないとね、

と話していた数日後。

もっと決定的な場面に遭遇しました。

 

朝起きて窓を開けたら、

またマグパイが激しく鳴いています。

急いで庭に出ると案の定、同じ猫がいました。

でも今度は木の上に!

 

そして同じ木の上、数メートル離れたところにマグパイと鳩が!

マグパイが鳩を後ろに庇うようにして猫と対峙、

猫に向かって鳴き叫んでいるのです!

まさに危機一髪。

 

ガチガチガチガチガチガチガチガチ!

 

驚いてその場に立ち尽くした私に

二階の窓から夫の叫ぶ声が。

「猫を追い払え!」

はっと我に帰り、大急ぎで猫を庭の外へ追い出しました。

 

マグパイ君、

自分だってやられるかもしれないのに

まさにカラダを張ったマグパイアラート。

いやぁ〜、感心しました!

 

ブラックバードのようにいつも庭にいるわけではないけど

彼はここが自分の庭だと思って守ってくれてるんですね。

 

リスや鳥達が憩う平和な私達の庭

ガーデン・シアターの頼もしいボディガード、マグパイ君。

ボディカラーもピカピカだけど

中身も本当にピッカピカの、勇気ある鳥なんですね!

改めて脱帽しました。

オッサン化が進行中

イギリスでの巣ごもり生活も7週目。

私も夫も1月末以来髪を切りに行ってません。

「髪が伸びすぎた」と夫がうるさく言うので、

先日夫の髪を初めてカットしました。

 

伸びすぎた、と言っても

オトシ頃だから彼の頭髪は全体的に薄く(笑)

邪魔になるほど多い訳でも長い訳でもなく、

襟足が気持ち長くなったくらいで

はっきりいってほとんど変わり映えしてないんですけどね。

 

でも欧米人の髪は細い!切りやすい!

朝起きて、枕の上に落ちている夫の髪の毛を見た時

ネコの毛か?

と見紛いました。

いや、多分もっと細い。

羊毛?

 

自分の前髪を切るために日本から持ってきた

ロフトで3千円くらいしたプロ用の梳きバサミを使ったのですけど

普通のハサミでも〜充分。

全体をかなり適当にカットし

それなりにキチンとまとまりました。

素人の私でも出来るのだから

欧米人のヘアカットなんてチョロいもんだ。

これだからイギリスの美容師の技術が伸びないんだね、

と納得。

 

夫の方はスッキリしましたが、私の髪は伸び放題のまま。

3ヶ月前はショートボブだったのに、今やセミロング。

 

イギリスの美容院でワカメちゃんにされてしまった日本人を沢山知ってるので、

ロンドン時代からカットは絶対に日本人のスタイリストにお願いしています。

東洋人の髪は硬くてコシがあり、量も多いので

技術がないとカットの時髪が逃げてしまい

レイヤーカットなんかとても無理らしい。

ぱっつん、ざっくり。

で、ワカメちゃんの大量生産。

 

今の家に引っ越す時、

ヘアカットどうしようと悩んでいたら

奇跡的にこんな田舎にも日本人の美容師さんが居て

お店でなくその方のお家でカットして下さるので

お値段とってもリーズナブル、腕も良くてラッキー。

またそろそろと思っていた矢先のロックダウンでした。

 

夫がお返しに私の髪を切ってやると言ってくれたのですが、

プロの美容師ですらまともにカットできないのに

お前にできるわけないだろーが!

セルフカットする自信は毛頭ないし

前髪だけは自分で切ったものの

やっぱりモッサリ感は拭えません。

ロックダウン解除まで

カチューシャや髪ゴムでしのぐしかないなぁ。

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果敢にもセルフカットに挑戦した勇気ある方々

(写真はお借りしてます) 

 

さらに人に会わないからいいやでほっておいたら

生え際辺りの白髪もかなり目立ってきました。

この際グレイヘアにしちゃおうかなとも考えましたが、

近藤サトみたいになるにはかなり遠い道のり。

面倒くさいけど白髪染めだけはやらないと。

多分…そのうちに。

 

外出しないとだらしなくなってダメですね〜

 

外食の時にでも着ようと思っていたワンピースも出番なし。

トイレットペーパー節約のために家では厚着をしてるので

毎日のファッションは着古した夫のセーターにジャージにエプロン。

お掃除が終わった直後には

まさに着ぶくれ白髪振り乱した、初老の落武者そのものです。

 

そういや顔の産毛も久しく剃ってなかったので

今日ふと鏡を見たら、口の周りにはうっすらとヒゲ、

アゴにも7mmくらいの長い毛を見つけ

慌てて引き抜きました。

 

もはや女子力は完全に死滅。

オバサンというよりオッサン化してるのか?

と情けなく、哀しくなりました。

 

やっと念願のマイホームも買って

さぁ、それではお庭で優雅にアフタヌーンティー

なんて夢見てたのに。

まさか新居でオッサンになるなんて。

 

でもよく考えたら、ここに引越してきてから

家をピカピカにするのには余念がなかったけど

オンナ磨きの方は疎かにしていたような気がするなぁ。

たまに外出したり、他人に会ったりする時だけ

仕方なくオシャレしてたのかも。

ロックダウンがなくても

オッサン化は密かに進行してたのかもしれませんね。

 

イギリスのコロナ感染のピークは越えたそうですが、

ロックダウンを緩めるかどうか今政府で検討中。

方針が発表されるそうです。

 

早く髪切りに行きた〜い。

ドレスアップしてオサレなレストランに行ったり

旅行にも行きたいなぁ。

 

このままだとオッサンを通り越して

おじいちゃんになっちゃいそう!