英国最大のバードウォッチングイベント Big Garden Birdwatch に初チャレンジ!🐦
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どうも。
大変ご無沙汰してしまいました。
なんと、ブログ更新するのは7ヶ月以上ぶり・・・💦💦💦
実はずぅ~っと家のリフォームに明け暮れていたんです。
我が家は築60年以上の古~い家。あちこちガタが来ていてトラブル続発。
ある程度覚悟はしていましたが、想像以上の酷さでした (笑)
ブログお休みしていた間に、コンサーバトリーを初め、寝室、トイレなどあちこち直したのですが、我が家のリフォームはまだまだ終わりません。
と言うか、終われません 😢
いっぱい泣いた(!)リフォームについてはこれから追々書いていきたいと思います。
さて。
1月29~31日、初めてBig Garden Birdwatchに参加しました。
RSPB(英国王立鳥類保護協会)が主催するこの国最大の野鳥観察イベントです。
イギリスに来てバードウォッチングにハマった私。
ウッド・ピジョン(モリバト)やロビン(コマドリ)などの常連さんだけでなく、
シャイで普段あまり姿を見せてくれないチャーピーさんたち、
グレイト・ティット(シジュウカラ)やブルー・ティット(アオガラ)、
ゴールド・フィンチ(ゴシキヒワ)などのカラフルで可愛いらしい小さな鳥たちを私はチャーピーさんと呼んでるのですが、
この機会にじっくり腰を据えて彼らを見るぞ~と意欲満々でした。
去年は気がづいた時にはもう終わっていたので、
うっかり忘れることのないよう1週間前からアラートをセットしていました。
日本で野鳥観察というと、近くの山や森に出かけていくイメージですが、
Garden Birdwatch と銘打っているだけあって、こちらの野鳥観察は自分の庭でするのが基本。
双眼鏡さえあれば家でいつでもできる手軽さも人気のひとつなんでしょうね。
参加方法はいたって簡単。
事前にRSPBに参加者登録し、3日間の内でいつでも好きな1時間を選び、
双眼鏡を手に観察した野鳥の名前と数を報告するだけ。
RSPBのサイトのフォームから報告できます。
ただし上空を飛んでいる鳥は対象外で、地面か木の枝に降り立った鳥に限ります。
参加する以上はできるだけ多くの鳥の種類と数を報告したいところですが、
生憎3日間の天気は結構な量の雨降りとの予報。ガーン😨
ならば鳥たちがお腹を空かせて庭に出てくる朝一番を狙うしかない。
と、初日金曜の朝7時過ぎ、まだ夜明け前の暗い中起き、
庭の木に吊るしたピーナッツ入りのバード・フィーダーに双眼鏡の焦点を合わせ、
鳥たちが現れるのをじっと待ちました。
が!
今にも雨が降りそうなどんより薄暗い庭はシーンと静まり返り、鳥の声すらしません。
折角早起きしたのに、鳥たちはいったいどこに???
結局この後観察できたのはウッド・ピジョンとロビンのみで、昼前から雨が降ってきてこの日はそのまま終了。
次の土曜日も朝から雨で、ウッド・ピジョン、ロビン、ブラックバード(クロウタドリ)が2羽ずつ。
その他は、雨の合間にソング・スラッシュ(ウタツグミ)とグレイト・ティット(シジュウカラ)を1羽ずつ見られただけ。
「ティット達はお隣の庭に持っていかれたのかも」と諦め顔の夫。
でもこれだけで報告するのはあまりにさみしい・・・
そして最終日の日曜日。
天気予報は午前中曇り、午後2時頃から雨とのことで、
午前中が勝負!ラストチャンスです。
この日は朝一番にピーナッツを庭の木々の枝のあちこちに置きました。
枝のピーナッツはリスたちのために置いているのですが、
これを狙って時々ジェイ(アオカケス)が庭にやってくるのです。
そして簡単に朝食を済ませ、双眼鏡を手に庭を凝視しました。
来た!
期待通りジェイがやってきて、木の枝に止まりました。
チャップリンの口髭に似た嘴を持つひょうきんな顔のカラス科のこの鳥、
とても利口でどの枝にピーナッツがあるかちゃんと記憶しています。
2つ3つと嘴でつまんで満足そうに飛び立っていきました。
これは幸先いい!
気をよくして庭に出て行きあちこちキョロキョロしてふと見ると、
低い灌木の周りを茶色っぽいとても小さな鳥が1羽楽しそうに飛び回っていました。
用心深いティット達と違って、私がそばにいても逃げようとしません。
家に入ってRSPBの図鑑を調べると、ゴールド・クレスト(キクイタダキ)でした。
この後、小雨の好きなソング・スラッシュがまたもや現れ、
常連のロビンとピジョン、ブラックバードがそれぞれカップルで登場。
夫と二人、双眼鏡で目を皿のようにして眺めた結果、
グレイト・ティットとチャフィンチ(ズアオアトリ)の姿もなんとか捉えることができました。
結局、日曜日の朝9時から10時の間に
ソング・スラッシュ1、ゴールドクレスト1、ジェイ1、
グレイト・ティット1、チャフィンチ1
を観察できたので、これで報告することにしました。
ブルー・ティットやゴールド・フィンチを始め、
マグパイ(カササギ)とかレン(ミソサザイ)、ダノック(ヨーロッパカヤクグリ)なんかも結構うちの庭に来るので今回も出てきてほしかったのですが、
初めての挑戦にしてはまずまずだったかなと思います。
この後ツイッターでGarden Birdwatchで検索すると、沢山のひとたちが自分の観察結果を呟いていました。
羨ましいくらい多くの野鳥を観察できた人がいる一方、私たちと同じように、
「いつもはティットが来るのに、今日に限ってク〇ピジョンだけだよ!」
なんて悔しがっている人もいて面白かったです。
でもやっぱり今年はお天気が悪かったので、通年より少なかったとみんな残念がっていましたね。
「結果は今月19日までに報告すればいいし、明日は天気が良さそうだから明日観察して報告しよう」
と、テキトーなイギリス人夫がまさかの提案。
「ハァ? 29~31日の3日間って書いてあるじゃん!
結果が悪くてもRSPBは天気の影響を考慮するだろうし、正確な把握ができなくなるでしょ!」
と、真面目な日本人妻は即座に却下したものの、他の参加者もみんなこんないい加減な人たちなんだろうか、と少し不安になりました。
ツイッターを見て、Garden Birdwatchの参加者たちは事前にお庭にどっさり餌を用意してスタンバイしていることが分かりました。
うちなんかピーナッツとポリッジだけでしたもの。かなわないですよね。
Garden Birdwatchの時だけじゃなく、普段からバードケーキとかワームとかも準備して
もっともっと沢山の鳥たちに来てもらえるようにしないと。
RSPBのサイトでは自分の報告結果と共に全体のランキングも見ることができます。
去年のトップはハウス・スパロウ(イエスズメ)。全体の3割以上を占めダントツ。
日本でもお馴染みの鳥ですが、不思議なことに我が家の庭では滅多に見ることがないのです。
最終的な結果はどうなるのかな?
とても楽しみです。
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