窓辺に来ておねだりするイギリスの野生のリスたち
スポンサードリンク
うちの庭に来る野生のリスたちとの付き合いもかれこれ1年以上になります。
最初の頃は見分けがつかず全部同じ顔に見えていたのが
今では顔や動きでどの子か識別できるようになり、
性格の違いまで分かるようになりました。
向こうも私たちの顔と姿形、行動パターンを覚え、
どうやらコイツらは危害を加える心配はなさそうだ、
それに頼みもしないのに食べ物まで置いていくぞ、
と信用してもらえたらしく、庭に出てももう逃げなくなりました。
庭でのエサやりはネズミをおびき寄せないよう、
私たちが『スクイレル・タワー』と呼ぶ2段重ねのココヤシファイバーの鉢に
ポリッジを入れています。
高さのあるタワーは遠くまで見渡せるので安全。
リスも鳥たちも安心して食べられるお気に入りの場所なのです。
大好物のピーナッツはあちこちの木の枝に隠して置き、
リスたちは自在に木から木へと飛び歩き、隅から隅まで夢中になって探します。
森の中で木の実を探す時のワクワク感が味わえるのかもしれませんね。
でも中にはダイニングのフランス窓のところまで来て、
直接私たちにピーナッツをおねだりする人懐っこい子もいます。
尻尾の短いリス・ショーティは我が庭『ガーデン・シアター』の大御所的存在。
その毛艶から察するとかなりのおじいちゃんなのかもしれませんが、とっても元気。
誰よりも軽快にピョコピョコ走り回る姿には目を見張ります。
決して他のリスを虐めたり追い掛け回したりせず、いつもおっとり、マイペース。
でもなぜかみんな自発的に?彼には場所を譲るんです。
他のリスたちから一目置かれる不思議なリス。
👇ショーティのお話はここにも書いています。
magpie214.hatenablog.com
もうひとり1匹は、2児のママであるマム吉。
いつも忙しそうに動き回り、エサを食べた後は落ち葉をかき集めて帰る
しっかり者なので、「ハードワーキング・マム(働き者のママ)」
と名付けましたが、長すぎるので今ではマム吉になりました。(笑
可愛い顔に似合わず他の雄リスたちを烈しく追い散らす勝気な性格。
でも私たちには一番懐いていて、庭に出ると必ずどこからか現れて足元まで来る、
とってもキュートな甘えん坊なんです。
2月の初め頃からマム吉の食欲がとんでもなく旺盛になり、
何回もピーナッツをもらいに来るようになったと思ったら、
いつの間にかおっぱいが大きくなっていました。
彼らトウブハイイロリスは年に1~2回、6週間の妊娠期間を経て3~4月と
6~7月に出産時期を迎え、平均3匹の子供を産むそうです。
マム吉は今は妊娠の後期ではないかと思います。
彼女の新しい子供たちに会えるのは、去年と同じように6月頃になるのかな?
ショーティとマム吉は自分の名前をわかっているのか、
呼ばれるとパッと顔を上げ、真っしぐらに駆け寄って来ます。
その健気で可愛い姿には本当に癒されます。
古くて故障やトラブルの多い、問題満載の我が家。
でもごく当たり前に野鳥やリスたちと触れ合える自然豊かな庭だけは自慢の種です。
彼らと一緒にいると時間があっという間に過ぎて、
長期に渡るロックダウンのストレスも忘れてしまいます。
👇イギリス情報の人気ランキングはこちら
この記事が参考になった!と思ったらクリックを。
参考にならなかったら無視してね(笑