イギリスの野鳥たち③ 我が子のためなら 超過保護?のスターリング親子
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昨日はちょっと風がひんやりしてましたが
高曇りでまあまあのお天気。
いつもと変わらぬ平和な夕方の餌やりタイム。
と思ってたら、とっても面白い光景が観られました。
美味しそうにお皿からポリッジを食べる
ミセス・ブラックバード。
そこへ突然、黒服の一団が空から舞い降りた!
別のブラックバード?
でもよく見たら、
なんとスターリングの親子3人、いや親子3羽でした。
スターリングって、
遠目で見るとブラックバードにそっくりなのですけど、
体はブラックバードよりやや小ぶりで
背中にまだら模様があるのが特徴。
子供は全体的に灰色です。
彼らは我がシアターの常連さんではありませんが、
たまにやって来ます。いつも親子で仲良く。
シアターの住人ブラックバード夫妻でさえ
子供を連れて来たことは1度もないので、
親子3羽連れのスターリングはとても興味深い存在。
因みに日本名はホシムクドリだそうです。
後から来たくせに、
数的優位で強引にお皿を占拠するスターリング親子。
突然の闖入者の傍若無人ぶりに
さすがのしっかり者ミセス・ブラックバードもなすすべなく
無抵抗のまま激しく後を追いかけられ、追っ払われてしまう始末。
あらあらあらと夫と成り行きを見ていたら、
松の枝の上に子供だけ残して、
両親は何処かへ飛んでいってしまいました。
1人ぼっちで残されたスターリングの子供。
ポツンと心細そう。
その後もずっと双眼鏡で眺めてたのですが
待てど暮らせど親は戻って来ません。
いったいどこまで行っちゃったんだろ?
徐々に心配になりながら待つこと15分。
やっとママ・スターリングが戻って来ました。
ホッとした表情の子供。
口移しでエサをもらって、今度は親子一緒に飛んで行きました。
良かった、良かった。
エンディングの曲が聞こえてきそう。
ちょっと感度的なシーンでした。
この親子、今日も来たんですが
ママがお皿で食べてる横で子供はじっと見てるだけ。
お皿のすぐ隣に居るのに自分では食べようとせず
昨日と同じように口移しでママに食べさせてもらってました。
かなりビックリ!
親とほぼ同じ大きさ、デッカい図体をして
まだ1人でエサを食べられないとは!
ママの方の溺愛ぶりもかなりのもの。
可愛い我が子のためなら容赦なく
先に来ていたブラックバードまで押し除けるのですから。
鳥版モンスター・ペアレント?
でも鳥のヒナが無事成長する確率は低いので
ひとりっ子も珍しくないんだそう。
過保護になっても親達は懸命にヒナを危険から守り
たっぷりエサを与え、愛情を注いで育てるのでしょうね。
微笑ましい仲良し親子の光景を見られてラッキーでした。
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