引越しの悲劇(2)
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引越しの初日。
売主との鍵の引き渡しも無事終わり、
ロンドンから持ち込んだ身の回り品と、
夫の故郷のコンテナに約4年間眠っていた
亡き義両親の使っていたダイソンの掃除機を家に運び入れました。
新築ではないので、
掃除は自分達でしなければなりません。
床や窓ガラスはわりかし綺麗に掃除されていましたが、
よく見ると天井や壁ぎわに結構な量のホコリがへばり付いている!
ダイソンの掃除機、
と言っても、
日本でも人気の軽量スタイリッシュなコードレスタイプではなく、
どっしりとした縦型のかなりレトロな年代モノです。
この日初めての使用。
ロンドンで使ってた古〜いキャニスター型掃除機は大家さんのお下がりで、
1回の掃除中に5回くらいヘッドやホースが外れ、何度も私を発狂寸前に追い込んだので、
後悔なく捨てて来ました。
旧式だって絶対アレよりはマシでしょ。
だって、『ダイソン』なんだから。
ところがコレが甘かった!
とにかく重い。
掃除機をかけると言うより、
掃除機に引きずり回されてる感じ。
1階の床を終わって、両手でやっとこさ持ち上げて階段を上がるも、
縦型なので狭い階段をかけるのが超難しい。
四苦八苦する私に夫が呆れた顔でやって来て、
「違う!こうやるんだ」
とダイソンを奪い取りました。
なんと、本体の横にちょこんと小さいブラシが付いていてコイツをホースに装着し、
ホースを手に持って階段や天井などを掃除するらしい。
ふうーん、なるほど。
いやいや、なんてめんどくさい!
ひいひいしながら何とか2階も掃除し終わり、
1階に降りて来て床を見ると、
さっき吸い込んだはずの糸くずが落ちている。
壁ぎわのホコリもそのまま…。
吸えてないじゃん! 😱
早速夫を呼び寄せ、何度か試してもらった結果、
ホース+小ブラシの組合せでは吸えるが、
肝心の本体ローラーの吸引ができない事が判明。
そりゃあそうだよね。
4年も使ってなければ日本製の家電だって壊れるわ。
結果、
階段や天井は綺麗になったけれど、
床はホコリの上をただローラーで転がしてただけだったのです。
何たる時間と労力と電気代の無駄!
泣く泣く小っこいブラシをホースに装着し、
重いダイソンを引きずりながら小さいブラシで再び家中を掃除することに。😫
散々な引越し1日目となりました。
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